装備では、MINIとして初めて採用される「Cooper S」向けの8ATのほか、インパネなどインテリアのデザインも変更されていますので、ここでは内装を中心に装備などのポイントをお届けします。
ひと目でMINIと分かる内装ですが、ダッシュボードのアッパー部をコクピット装飾フレームで縁取り、エアコン吹き出し口を従来(MINI3ドア/5ドア)の丸型からやや六角形に近い形状に変更されています。
ステアリング・コラムの上側に配置される2眼メーターや、インパネ中央に鎮座する円形センターメーターなどは同じイメージで、センターメーターのディスプレイにはLEDライト・リングと車両情報、インフォテイメント機能、電話、ナビゲーションなどを表示。
また、センターメーター下に配置されるエアコン用ダイヤル、その下に用意されるトグルスイッチを囲むクロームの縁取りなどもMINIクラブマンで採用された加飾になっています。
また、電動パーキングブレーキもMINI初の装備で、スイッチひとつで操作できるようになっているほか、オプションでMINI初の運転席メモリーシートが設定されており、スプリットドアの開閉がバンパー下での足振り操作で可能なコンフォート・アクセス・システムも用意。
オプションといえば、「MINIエキサイトメント・パッケージ」には、LED ルーム・ライト、LEDアンビエント・ライトのほか、車両のロック解除およびロック時に運転席側のドアミラーから路面に向けて MINIのロゴが投影される遊び心のある仕掛けも用意されています。
(文/塚田勝弘 写真/小林和久、塚田勝弘)
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