ブリヂストン・POTENZA RE-71RがTOYOTA 86 GRMNに新車装着

86_GRMN

TOYOTA 86 GRMNが追求する優れた走行性能を最大限に引き出すことを狙って、ドライやウェット路面における操縦安定性やグリップ力を高いレベルで追求したスポーツタイヤという位置づけ。

RE_71R

前後異径タイヤというのもTOYOTA 86 GRMNの特徴のひとつで、フロントが215/40R17 83W、235/40R17 90Wというサイズになっています。

太い2本の主溝がセンター部の排水性を担い、主溝とラグ溝を分けることでセンター部の剛性を向上し、クイックな初期応答性を得ているのが特徴。

また、周方向に対して角度の異なるラグ溝が交互に配置されているのも印象的ですが、コーナリング中の多様な方向からの入力に対する剛性を確保する役割を担っているもので、安定したグリップを獲得。

RE_71R_front

ほかにも、溝のないショルダーブロックを採用することで高いブロック剛性を実現し、コーナリング時の限界性能向上に寄与しています。

従来の「RE-11A」よりもコーナリングスピードを高めたというPOTENZA RE-71Rは、やはりサーキットやワインディングでその真価を発揮してくれそうです。

(文/塚田勝弘 写真/佐藤靖彦、ブリヂストン)

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この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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