快適性と走りのバランスがいいダイハツ「キャスト・スポーツ」

ダイハツ・キャストの美点は乗り心地の良さや静粛性の高さで、ハンドリングやロール制御などを含めて、現在の軽自動車の中でもトップクラスといえる動的質感が備わっている印象を受けます。

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キャスト「3モデル」の中でも舵の効きや操舵感、ロール制御などを重視したというスポーツは、ほかの2モデルよりも確かにスポーティなハンドリングを享受できます。

専用スポーツサスペンションを装着する「スポーツ」。試乗車のタイヤは「アドバンA10」という銘柄で、サイズは165/50R16ということもあり、軽自動車でありながら「アクティバ」から感じられるフラットライドといえる良好な乗り心地は多少スポイルされています。

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ゴツゴツとしたフィーリングになるのは、走りを重視した結果で、「スポーティ志向か、快適性重視か」というトレードオフの関係が分かりやすいほど感じられます。

それでも「アクティバ」に乗っていなければ「これで十分」といえる乗り心地は「スポーツ」でも確保されていますし、コペンからのノウハウも投入されている専用スポーツサスペンションの採用により、背が高めのキャストでも十分に高い操縦安定性やダイレクトなステアフィールを味わえるのが魅力です。

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また、「スポーツ」のパワートレーンは、ターボ+CVTのみの組み合わせなので高速道路からワインディングまで比較的容易にハイペースをキープできるなど、シャーシとのバランスの良さも抱かせます。

(文/写真 塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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