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今年の夏にYAMAHAから発売された電動スクーター「E-Vino」。ガソリン車の「Vino」のエンジンを電気モーターに変えた100%電気で動くエコなスクーターです!
フル充電で15km走ることができ、空っケツの状態からフル充電まで3時間で充電できます。さらに予備バッテリーをメットインの中に積めるので、近所の買い物から隣町までの移動にはうってつけ!
ガソリン車とは違い、ガソリン代もかからないのでお財布にも、地球にもエコなんです。
実際、速いの?
ひと昔前の電動モノはパワーがなくて実用には程遠いと評価されてきました。筆者も乗ってみるまで、「電動なんかじゃエンジンに勝てねーよ」なんて思ってたんです。
しかしそれは昔のハナシ。実際乗ってみると…あれ、速い!!
筆者が知っているようなダメダメの電気モーターの姿はなく、坂道でも余裕でグイグイ走ります!
男心をくすぐるモードも
ガソリン車ではスタータスイッチがある場所にBoostと書いたボタンが…。なんだこれ?!と押してみるとモーターがさらに元気に!!
キツイ坂道などでパワー不足を感じた時に使うブーストモードが付いてるんです。
エンジン車よりも乗りやすい?!
モーターなので車重も軽く、不自然なハンドリングもありませんでした。むしろガソリン車のVinoよりも軽いのでいいくらい。転回なんかも楽々。
筆者の佐藤が個人的に一番驚いたのが、パワーが繋がるまでのスクーター特有のタイムラグが全然ないこと。ガソリン車のAT、しかも50ccとなるとスロットルを開けてからパワーが路面に伝わるまで、スムーズに行かないことがあるんです。
まぁ機構的に回転とともに自動でクラッチを繋いでくれてるので仕方ないことなのですが、「E-Vino」はエンジンではなくモーターなので全く気になりません!
足りない部分で言えば、出だしと走行中にスロットルを開けた時のパンチがちょっと弱いくらい。しかしエンジンの50ccでもそれはあるのでそこまで気にはなりません。
電動スクーターもここまで来たか!と驚かされた「E-Vino」でした!
まとめ
とうとう電動スクーターがここまでできる時代がやってきましたね。この先いつかはモーターが主流となることがあるかもしれません。しかし電動でもバイクの良さ、楽しさはエンジン車と変わリませんでした。
「男はエンジンなんだ」という方もいるかもしれませんが、そういう方にこそ一度は是非乗ってほしい電動スクーターです。
この先、チューニングの世界にしても明らかにモーターの方が速くなると感じています。軽いし、パワーの出方も調整できるし。やり方次第では、筆者が愛して止まない2stらしい乗り味も再現できるかもしれないですね!
ここから電気スクーターの進歩が楽しみです!