カーボンファイバー・ルーフ、カーボンファイバー・ドアミラー、サイドウインドウ・グロッシーブラックトリム、リップ付ルーフスポイラー、専用ディフューザー付リヤバンパー、専用デュアル・スポーツテールパイプ、スペシャルデザインの19インチアルミホイール(グロッシーブラック)&235/35R19タイヤという専用装備でエクステリアが飾られています。
インテリアも専用レッド・シートベルトやカーボン・ファイバースカッフプレートにより、ひと目でノーマルとの違いが分かる仕上がり。
エンジンは、ボルボ自社製で「DRIVE-E」と呼ばれる2.0Lの4気筒直噴ターボで、8ATとの組み合わせにより245ps/5500rpm、350Nm/1500-4800rpmというスペック。トルクフルかつパンチ力のある走りが楽しめます。
「V40 R-Design Carbon Edition」向けにパワーアップが図られているわけではありませんが(試乗車はポールスター・パフォーマンス・パッケージがインストール済みで、25ps/50Nm増強)、同パッケージがなくても動力性能的には何ら不足はなく、460万円という車両価格は、ベース車(440万円)から20万円のアップですが、専用の19インチアルミホイールだけで元が取れる設定となっていますので、スポーティなV40を狙うのなら同限定車でキマリでしょう。
(文/塚田勝弘 写真/小林和久)