ただし40.8km/Lなのはシリーズ中もっとも軽量なベーシックグレードの「E」のみで、他のグレードは37.2km/L。やや控えめな印象を持つかもしれませんが、先代のトップモデルが32.6km/Lでしたからかなりの底あげが図られているのです。
また、プリウス初と4WDが設定されたのも大きなトピック。4WDであっても燃費は34.0km/Lと先代FFモデル以上ですからさすがですね。
グレード体系は刷新され、燃費を追求した「E」、基本装備が充実した「S」、自動ブレーキも標準装備する実質的な上級グレードの「A」、そしてレザーシートを採用する「Aプレミアム」の4つの柱で展開。「E」を除き走りのパフォーマンスを引き上げた”ツーリングセレクション”が選べるのは先代同様です。
価格は242万9018円から。本日の発表と同時に発売されましたが、すでにかなりのバックオーダーを抱えていて、いまから注文すると納車は来年の春以降になるようです。
(工藤貴宏)