国交省が2016年6月に車両のミラーレス化を解禁する!?

ドライバーの違和感防止のため、従来のドアミラーやルームミラーとほぼ同じ位置にカメラやモニターを設置することになるようです。

TOYOTA_NS4(出展 TOYOTA)

国内主要自動車メーカーが開発を進めており、既に実用レベルに達している模様。

国交省もカメラによる死角対策を普及させたい考えで、夜間でも肉眼と同程度に見えるようモニターの明るさやコントラストを細かく規定、基準を満たせば、追加機能を認める模様。

Lexus_LF-SA(出展 TOYOTA)

現行のミラーは雨天時に雨粒が付いたガラス越しでの車外確認を余儀なくされており、モニターで確認できるようになれば夜間における視認性が飛躍的に向上しそうです。

クルマのエクステリアデザインに大きく影響しているサイドミラーをカメラで代用できれば大幅な小型化が可能にとなり、モーターショーのコンセプトカー並みの意匠が実現することになりそうです。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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