そして15日の決勝。雨は上がっていたもののグリッド整列時ににわか雨がぱらつき始め、結局はそのまま降り続き、全車レインタイヤでのスタート。
ウェイトハンデを背負っていないPRIUSは好スタートを切ってトップのままホールショット。どんどん後続車を突き放していきます。
2位争いはGAINER TANAX GT-Rとグッドスマイル 初音ミク SLSの攻防で、10周以上にわたりサイドバイサイドの熾烈な戦いを演じます。
また、シリーズランキング2位争いの渦中であった前戦オートポリスの覇者、3号車B-MAX NDDP GT-Rがスタート直後に20号車UPGARAGE BANDOH 86と接触しコースアウト。そのままリタイアとなってしまうアクシデントでランキング2位争いから脱落します。
20周あたりからドライバー交替を始めるためにピットインをするチームが出始めます。しかしPRIUSは序盤から1分55秒台というタイムを叩きだしてリードを確保し、ピットインのタイミングを延ばして行きます。
しかし26周目に9号車PACIFIC マクラーレン with μ’sがGT500のマシンと接触、リアのパーツを盛大に壊してコース上に留まってしまうと、セーフティーカー(SC)が導入され、ピットクローズ。
PRIUSはピットタイミングを失い、そのままの走行を余儀なくされます。数周後、ピットオープンとなってようやくピットイン。しかし、序盤の大量リードのために順位は4位までドロップするに留まりました。