今回の一部改良は「360°スーパーUV・IRカットパッケージ」や「ナビ装着用スペシャルパッケージ+ETC車載器(ナビ連動タイプ)」の新設定が主なメニュー。また、価格を抑えたエントリーグレードの「C」タイプや新色を追加し、さらなる拡販を目指す戦略がとられています。
具体的には、単板窓ガラス採用車として世界で初めて、紫外線(UV)を約99%カットし、ジリジリした暑さを生む赤外線を軽減するガラスをすべての窓に採用した「360°スーパーUV・IRカットパッケージ」を「C」、「G」をのぞく全グレードに標準装備。
車内の暑さの原因は、日焼けを引き起こす紫外線であるイメージを持っている方も多いと思いますが、ジリジリとした暑さは赤外線が大きな要因なのはカーフィルムなどでも知られているところです。
こちらは、窓に単板ガラスを採用する仕様として、すべての窓ガラスで紫外線約99%カット(ISO9050基準)と赤外線約70〜80%カット(波長域780〜2500mm)を実現。
また「ナビ装着用スペシャルパッケージ+ETC車載器(ナビ連動タイプ)」を「N-BOX C」、「N-BOX G」、「N-BOX+ G」をのぞいて全タイプに標準装備。
さらに、N-BOXに新設定された「C」タイプは、先述したように装備を厳選したベーシックタイプ。ただし、VSA(車両挙動安定化制御システム)、エマージェンシーストップシグナル、ヒルスタートアシスト機能、フルオートエアコンディショナーといった安全、快適装備は標準搭載されています。
ボディカラーでは、「プレミアムアイボリー・パール」、「ブリティッシュグリーン・パール」の2色を新たに追加し、2トーンカラースタイルとして、「プレミアムアイボリー・パール&ブラウン」、「ブリティッシュグリーン・パール&シルバー」を追加。
価格帯は、N-BOXが「C(FF)」の119万8000円から「G・ターボLパッケージ 2トーンカラースタイル(4WD)」の165万9400円です。N-BOXカスタムは、「G(FF)」の148万円から「G・ターボLパッケージ 2トーンカラースタイル(4WD)」の185万9400円です。
(塚田勝弘)