またトヨタブースのステージに展示されている新型プリウスの4WD仕様に採用されている電気式4WD駆動ユニットもありました。
トヨタブースでは4WDシステムがどうなっているかを確認するため車体の底をのぞき込む来場者が絶えませんでしたが、アイシンブースではユニットのカットモデルをのぞき込むことなく、真正面から見ることができます。
プレスカンファレンスでは、伊原保守社長が「熱マネジメント」「パワートレインの電動化」「伝達効率の向上」「空気抵抗値の低減」「軽量化」という5つの分野で技術開発を推進していることをスピーチしました。
この5つの分野を究めることで、国内市場でとくにニーズが高い燃費をはじめとするエネルギーマネジメント技術が向上するのだといいます。
世界的なメガサプライヤーとして自動車の進化に貢献しているアイシンですが、同社の先端技術を展示しているアイシンブースは自動車技術に興味がある人にとって見所満載のブースであることは間違いありません。
(テヅカ・ツヨシ)