価格199万円から買える新型smart(スマート)はルノー・トゥインゴとどう違う?

日本市場向けは2人乗りの「smart fortwo」は限定車として発売され、4人乗りの「smart forfour」がカタログモデルになりますが、4人乗りは来年1月頃の発売予定。

20151030Smart_53

リヤの荷室下にエンジンを積むRR(リヤエンジン・リヤドライブ)、「トリディオンセーフティセル」と呼ぶ骨格構造も先代と同じです。

20151030Smart_38

20151030Smart_37

試乗したのは、2人乗りの「smart fortwo」で、大人2人が座ってもそれほど圧迫感を抱かずにすむのは先代同様の美点。

20151030Smart_4020151030Smart_49

また、「トリディオンセーフティセル」を採用によりフロアが高く(上げ底のような感じ)、座面位置が低めなど、スマートならではの着座感覚も同じですが、シートリフターやステアリングのチルト機構を使うことで身長171cmの私なら頭上をあまり気にすることなくドラポジが得られます。

20151030Smart_6120151030Smart_60

4人乗りの「smart forfour」では、後席が気になるところですが、大人でも十分に実用になるとはいえ、ポロなどのBセグメントや最近広くなっている軽自動車のような広大な広さは期待できません。

20151030Smart_42smart_0220151030Smart_64

それでも後席に子ども2人を乗せてファミリーで使うというニーズには応えてくれそうです。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる