東京モーターショー2015の会場から、素晴らしいクルマと素敵な女性を紹介しております。
第3弾は、軽自動車の(一方の)雄、ダイハツです。
モーターショーの楽しさのひとつが、近未来的な、場合によっては近い将来の新型車を暗示する、いわゆるショーモデルを見られること。
ダイハツが、今回、未来のマルチユースコミューターとして提案しているのが、「ノリオリ」と名づけられたコンセプトカー。バリアフリーを目指した、低い床と、高い天井が特徴です。
案内してくれたのは、森谷まりんさん。
「156cmの私なら、車内でも立ったままでいられます!」と実際にやってみせてくれました。
なるほど、広い。
ノリオリは、一見、突拍子もないモデルですが、停車時の低床化、開口部を広く取れる観音開きのドア、そしてサイドに跳ね上げられるシートなど、コンセプトをピュアに追求しています。超高齢化社会に向けたスタディともいえるんじゃないでしょうか。
……といった、ちょっぴりシリアスな背景とは裏腹に、ノリオリに乗り降りする森谷さんを見ていると、「日本の未来もそう悪くない」と思えてくるから不思議。彼女のふんわりとした雰囲気が、ポップな見かけのショーカーに、とってもマッチしています!
(文と写真:ダン・アオキ)