【東京モーターショー15】ジャガー初のSUVはプレミアムなのにハンドリング俊敏

気合いの入りっぷりは、プレスブリーフィングに招かれたVIPの顔ぶれにもあらわれています。DSCN1329登場したのはラルフ・スペッツ氏。ジャガー・ランドローバーの最高経営責任者です。

いわば“本社の社長”。極東・アジア地区の責任者でないところが、日本市場をしっかり見つめている姿勢がうかがえます。

ちなみにラルフ氏、ブリーフィング終了後、セキュリティを従えることなくひとりでいろんなブースを練り歩く姿を取材班が何度も見かけています。BMW、フォードにも在籍歴があるので、そうとうなカーガイだと伺い知れます。

DSCN1339[1]F-PACEのジャガーにしかない特徴は、アルミをふんだんに採用している点。

モノコックボディの80%がアルミ化されています。大きく、重くなりがちなSUVに、敏捷性を与えています。

目の肥えた層に満足してもらうため、インテリアの仕立ても上々。ハンドメイドを多用しプレミアム感を演出しています。

フリック、ピンチイン&アウトなど、使い慣れたスマホ感覚で操作できるディスプレイも備えています。

DSCN1336[1]DSCN1337[1]まず最初に導入されるのは「ファースト・エディション」。価格1032万円の世界限定2000台の装備充実モデル。搭載されるのは380馬力の3ℓV6スーパーチャージャーエンジンです。

このモデルだけにとどまらず、ディーゼルエンジン追加など、こんごバリエーション拡大していくことがアナウンスされました。

(畑澤清志)