そしてマツダ株式会社の小飼雅道代表取締役社長兼CEOはコスモスポーツ、富士重工業株式会社の吉永泰之代表取締役社長はスバル360。三菱自動車の相川哲郎取締役社長兼COOはi-MiEV、ダイハツ工業株式会社の三井政則代表取締役社長はキャストスポーツを運転します。
こうしてみると、「スポーツカー」が多いですね。各自動車メーカーの代表者が乗るクルマですから、そのメーカーの今を象徴したいはず。
とりわけ意外にも見えるトヨタ豊田章男社長のセリカです。
セリカってご存知でしょうか? 若い人は知らないかたも多いのではないでしょうか。ですが、セリカと言えば、トヨタでラリーを戦ってきた代表車種です。特にGT-FOURは、後年のセリカのラリーイメージの象徴とも言えます。今後トヨタがラリーに力を入れていくという意思表示なのでしょう。
また、日野はコンテッサ、いすゞは117クーペというのも見ものです。
そのほかパレードの参加予定車両として、トヨタ2000GT、いすゞ117クーペ、カローラレビンAE86、スカイラインR34GT-R、レクサスLF-Aといった国産の名車をはじめ、メルセデス・ベンツ300SLロードスター、フェラーリディノ、ランボルギーニカウンタックウオルターウルフスペシャル、BMW M1、BMWi8といった古今東西の輸入車の名車も集結します。土曜日の朝は、カメラをもって日比谷に集合しましょう。
(萩原文博)