【東京モーターショー15】60周年記念パレードで豊田章男トヨタ社長が意外なクルマに乗るワケは?

そしてマツダ株式会社の小飼雅道代表取締役社長兼CEOはコスモスポーツ、富士重工業株式会社の吉永泰之代表取締役社長はスバル360。三菱自動車の相川哲郎取締役社長兼COOはi-MiEV、ダイハツ工業株式会社の三井政則代表取締役社長はキャストスポーツを運転します。

スバル360 i-MiEV 117_Coupe Contessa_1300_CoupeキャストスポーツトヨタAE86

こうしてみると、「スポーツカー」が多いですね。各自動車メーカーの代表者が乗るクルマですから、そのメーカーの今を象徴したいはず。

とりわけ意外にも見えるトヨタ豊田章男社長のセリカです。

セリカってご存知でしょうか? 若い人は知らないかたも多いのではないでしょうか。ですが、セリカと言えば、トヨタでラリーを戦ってきた代表車種です。特にGT-FOURは、後年のセリカのラリーイメージの象徴とも言えます。今後トヨタがラリーに力を入れていくという意思表示なのでしょう。

また、日野はコンテッサ、いすゞは117クーペというのも見ものです。

Contessa_1300_Coupe 117_Coupe

そのほかパレードの参加予定車両として、トヨタ2000GT、いすゞ117クーペ、カローラレビンAE86、スカイラインR34GT-R、レクサスLF-Aといった国産の名車をはじめ、メルセデス・ベンツ300SLロードスター、フェラーリディノ、ランボルギーニカウンタックウオルターウルフスペシャル、BMW M1、BMWi8といった古今東西の輸入車の名車も集結します。土曜日の朝は、カメラをもって日比谷に集合しましょう。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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