怒濤の特別仕様車攻勢を仕掛けているフォルクスワーゲン。
今年の上半期は10年ぶりにメルセデス・ベンツに抜かれ、下半期で巻き返しを図っているところに、クリーンディーゼルエンジンの不正問題が起きましたから状況的には厳しいのかな、という感じもします。
なお、2015年上半期の登録台数は、メルセデス・ベンツが3万839台、フォルクスワーゲンが2万6169台で、4670台の差がついています。
気になるのがフォルクスワーゲンの今年9月の登録台数ですが、前年同月比90.9%の5989台で、メルセデス・ベンツは8032台で前年同月比100.3%。下半期で巻き返すのは容易ではなさそうですが、限定車の積極的な投入でテコ入れできるか注目です。