メルセデスの新型ミニバンは2.2Lディーゼルだけの設定で2016年1月発売

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かつては国産ミニバンにおいても、ラージクラスではFRレイアウトを採用しているモデルもありましたが、いまや商用車ベースの多人数乗車仕様を除いてFFレイアウトに移行しています。

しかし、メルセデス・ベンツVクラスは、ミニバンとしては貴重なエンジン縦置きのFRシャシーです。

そのメリットはフロントタイヤの切れ角など小回り性が期待できることです。また、後輪駆動はフル積載状態になるほどトラクションの差としてアドバンテージが出てくるといいます。

NOx(窒素酸化物)の後処理に尿素を用いるSCRを搭載しているBlueTECエンジン。その最高出力は120kW(163PS)で、最大トルクは380Nm。燃料消費率は15.3km/L(JC08モード)と発表されています。

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山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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