0-100km/h加速はわずか4.7秒、最高速度は260km/h(リミッター作動時)に達し、ランドローバー史上、最も速くパワフルなハイパフォーマンスSUVとなっています。
なお、ドイツのニュルブルクリンク北コースでは8分14秒というタイムを記録し、SUVのラップレコードを更新(2014年8月時点)しているそうです。
外観は、グロスブラック・メッシュ 仕様の大型グリルをはじめ、21インチのアロイホイールなどで最速モデルらしいすごみを感じさせる仕上がり。
身上である上質なインテリアは、ホールド性の高いパフォーマンスシートにより機能面だけでなくスポーティムードが漂います。
滑りやすい路面や下り坂でもステアリング操作のみで一定速度で低速走行ができる「オールテレイン・プログレス・コントロール・システム(ATPC)」、ハンズフリー・パワーテールゲート」などを標準装備。
ほかにも、2016年モデルには、サイドシルとバンパー下部の色をボディ本体と同じに選択できる「デザインパック」の追加(「SE」、「HSE」はオプション)、新色の「ワイトモ・グレイ」、「ザンジバー」、「カルパチア・グレイ」、「エストリス・ブルー」を追加し、ボディカラーのラインナップを変更しています。
さらに、画質を向上させたリヤビューカメラとサラウンドカメラシステムの採用や「レンジローバー・スポーツ HST」および、先述した「レンジローバー・スポーツ SVR」を新たに追加。
価格は、「SE」が846万円、「HSE」が968万円、「HST」が1135万円、「Autobiography Dynamic」が1346万円、「SVR」が1605万円。
レンジローバー・スポーツ「SVR」は、ランドローバー「SVAutobiography」と同じ5.0L V8スーパーチャージドを積みながら1250万円以上低い価格設定で、その豪快な走りを味わうなら狙い目!? かもしれません。
(塚田勝弘)
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