英国のビスポークを彷彿させる贅を極めた「MINI Jermyn(ジャーミン)」

180台限定の「MINI Jermyn」は、英国のビスポーク(注文仕立て)を彷彿させる特別な装備を持つモデルで、洋服の仕立てのようなクラフトマンシップ、徹底的にこだわったスタイリングが特徴。

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外観デザインでは、深みを感じさせる特別色の「ラピス・ラグジュアリー・ブルー」のボディカラーが目を惹きます。

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「BLUE OF KINGS」とも称されるという、半貴石ラピス・ラズリに起源をもつ「ウルトラマリン」がベースのディープブルー。特殊な顔料をボディカラーに採用し、さらに特別なプロセスを経て仕上げられており、MINIの外装色で最も深みのあるブルーになっています。

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ほかにも、機械式クロノグラフの時計にインスパイアされたという、大径の18インチのアルミホイールもスタイリッシュな仕上がり。

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また、英国の象徴であるユニオン・ジャックのモチーフを随所に採用した上質なレザーシートや、風合い豊かな本木目をふんだんに用いながら精緻さを感じさせるパネルにより、インテリアは上質かつ心地よい空間に仕立てられています。

価格は「MINI Cooper S 3 Door」が411万円、「MINI Cooper S 5 Door」が429万円で、6ATのみ。400万円オーバーとなるこのMINI Jermynは、まさに小さな高級車という仕上がりで、隣と同じMINIはイヤという方に最適なモデルではないでしょうか。

(塚田勝弘)

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この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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