アウディA6/A6アバントに1.8TFSI、2.0TFSIクワトロを新設定

新たに加わったFFの1.8TFSIは、従来の2.0TFSIに代わるエントリーモデルで、パワーは10psアップの190psを達成(最大トルクの320Nmは変わらず)。

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CVTからアウディ自慢の7速Sトロニックに変わることで、ドライバビリティの向上と燃費も14.8km/Lから15.4km/Lに改善。

外観では、アウディの特徴であるシングルフレームグリルをはじめ、ヘッドライトやテールランプ、バンパーなどを変更し、より洗練された雰囲気をまとっています。

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そのほか、アウディサイドアシストやアウディアクティブレーンアシストの設定に加えて、アダプティブクルーズコントロールにストップ&ゴーを追加するなど、安全性、快適性を高めています。

そのほか、MMIナビの全車標準化やアウディコネクトへの対応、標準で8ウェイのパワーシートが備わるなど高級サルーンにふさわしい内容となったアウディA6。フルモデルチェンジを果たしたジャガーXFなど、競争が激化するこのクラスで着実な手を打ってきたといえるでしょう。

価格は写真のA6 2.0TFSIクワトロが680万円。新設定されたA6 1.8TFISが628万円。全10モデルを揃えるA6/A6アバントの価格帯は、そのA6 1.8TFISの628万円からRS6アバントの1729万円となっています。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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