高速道路でプロボックスが飛ばしてる理由が判明

高速道路で最速マシンはなんでしょう? フェラーリやランボルギーニやポルシェなどのスーパーカー? GT−Rやランエボなどのチューニングカー? いえいえ、平日の昼間に限って言えば、高速道路をよく走る人ならわかると思いますが営業車のプロボックスやサクシードがかなりのスピードで走っているのを見かけます。

世の中には命がけの営業マンがいるもんだな、と思うのもアリかも知れませんが、それほど社畜が多くいるはずはなく、「実は走ってる本人は恐怖を感じてないのでは?」という疑問に答えてくれているのがこの本です。

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『営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由』

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サスペンションの神様の異名をとるエンジニア國政久郎さんと、モータージャーナリスト森慶太さんの問答で本文は進みます。森さんがボケたり突っ込んだりしつつ、試乗するときのコツやクルマのあるべき姿を、できるだけ難しい専門用語を使わずに説明していきます。カーマニアだけでなく、家族と快適にクルマ旅行をしたいお父さん、お母さんにも読んでいただきたい本です。

そして、もう一冊、エンジンマニアにオススメなのがこの本です。

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『博士のエンジン手帖3』

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ご存じシリーズ第三弾。元マツダのエンジニアだった畑村耕一博士が、広島弁で最新エンジンの「ほんまのところ」を斬りまくります。

この2冊の本の刊行を記念して、著者のトーク&サイン会を開催します。きっと本では書けなかった、ちょっとアブナイ話なんかも語ってくれること間違いなしです。ぜひお越しください。

日時:10月3日(土)午後1時30分~
場所:三栄書房ロビー(新宿区新宿6-27-30 新宿イーストサイドスクエア7F)
内容:『博士のエンジン手帖3』『営業バンが高速道路をぶっ飛ばせる理由』発売記念トーク&サイン会
出演:畑村耕一(エンジン博士)×國政久郎(サスペンションの神様)
   世良耕太(モータージャーナリスト)森 慶太(モータージャーナリスト)
料金:無料(ただし、会場で新刊を購入していただきます)
人数:先着100名様(椅子数の都合です)
応募:mfi@san-eishobo.co.jpへ、ご参加の旨記してお送りください

あ、けっしてタイトルのようにプロボックスで高速道路を飛ばすことを推奨している話ではないので、ご注意願います!

(clicccar編集長 小林 和久)

 【関連記事】
高速道路でプロボックスが飛ばしてる理由が判明【その2】
https://clicccar.com/2015/10/05/331038/

 

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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