1.6Lの4気筒直噴ターボエンジンを搭載していますが、カムシャフトタペットにダイヤモンドドライクカーボン(DLC)コートと呼ばれる技術を搭載。
同技術はF1で培われたという機械損失を低減するもので、可変バルブタイミング機構などと相まって従来の200psから240ps、240Nmから260Nmへと最高出力も最大トルクも大幅に引き上げられています。
トランスミッションは、DCTの「6エフィシェント デュアル クラッチ」で、スムーズかつ高効率な変速が可能。ルーテシア ルノー・スポール トロフィーには、シフトスピードが30%速く、パドルシフトの改良でダウンシフト時のスピードも向上した改良版が搭載されています。
そのほか、車高はフロントが20mm、リヤが10mm下げられ、ステアリングのギヤ比も14.5:1から13.2:1に低くなり、ダイレクト感が増しているそうです。
なお、ルーテシア ルノー・スポール トロフィーのみに用意される特別色の「ブラン ジーヴル ナクレ マット(初回生産分50台)」の予約注文を10月30日から11月8日まで受け付けるそうなので、気になる方は早めにショールームに出かけた方がいいかもしれません。
ボディカラーは、「ブラン ジーヴル ナクレ マット メタリック+ノワール プロフォン メタリック(新色)」、「ジョン シリウス メタリック」など全5色で、この2色は有償色になります。
気になる価格は329万5000円と、特別なモデルにふさわしい値付けになっています。
(塚田勝弘)
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