全車に標準化!衝突回避・被害軽減ブレーキを標準搭載すると各社が米で合意

NHTSAとIIHSによると、アウディ、BMW、フォード、GM、マツダ、メルセデス・ベンツ、テスラ、トヨタ、フォルクスワーゲン、ボルボ。

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IIHSのエイドリアン・ルンド氏は 「ほとんどのクラッシュは、ドライバーのエラーによるもので、同技術によりドライバーミスをフォローすることができる」と、さらなる普及に期待を寄せています。

IIHSによると、AEBにより35%もの保険傷害の請求を減らすことができるとしています。なお、今回の10メーカーによる2014年のアメリカでの新車販売は約57%を占めていたそうです。

日本でもようやく国交省が衝突回避・被害軽減ブレーキの検証を開始し、自動車保険に反映させるかという段階まで来たという一部報道もありますが、日本でも保険料に反映されればさらなる普及が進みますし、あるいは義務化という手段も検討すべき時期に来ているのかもしれません。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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