レクサスRC Fが敢行した「走りの質」を高める改良とは?

また「2UR-GSE」エンジンも組み立て後に一基ずつエンジン回転バランスを調整する専用工程を追加。結果的に、アクセルを踏んだ瞬間から感じるV8エンジン本来の滑らかさ、ハイレスポンスを磨き上げているとのこと。

LEXUS_RC_F_02

こちらも目に見える改良ではなく、ドライビングプレジャーの向上に関わる地道な行程といえますが、欧州勢を中心としたプレミアムブランドに対抗するには欠かせないメニューでしょう。

ほかにも、ブレーキキャリパーのロゴを「LEXUS」からレクサススポーツの象徴である「F」に変更するとともに、高性能ブレーキの存在を際立たせる「F」専用オレンジブレーキキャリパー(フロント・リヤ)をオプションで用意。さらに、4連エキゾーストディフューザーのデザインを変更し、スポーティムードを高めています。

インテリアでは、直線基調のアルミ製スポーツペダル&フットレストが新たに採用されています。

価格はRC Fが945万円、RC F「Carbon Exterior package」が1031万円です。

(塚田勝弘)

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この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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