2015年フランクフルトモーターショーでトヨタが出展したコンセプトモデル「C-HR Concept」は、新型プリウスに続いて、トヨタの新世代アーキテクチャ『TNGA』を採用するクロスオーバービークルで、パワートレインも新型プリウスと共通のユニットが積まれると見込まれているモデルです。
2014年9月のパリモーターショーから一年、ずいぶんと市販へ向けて洗練されました。
一年前のコンセプトカーと比べると、3ドアから5ドアとなってクロスオーバーとしてのリアリティが増しているほか、ドアミラーやヘッドライトなどもショーモデルらしさを持ちつつ、現実的なユニットへ近づいているように見えます。
それも当然で、この「C-HR」は、巷で「プリウスSUV」と呼ばれているモデルの、まさにコンセプトを示すものと思われるのです。
2016年3月に開催されるジュネーブモーターショーでは、いよいよ市販モデルを公開するということです。グローバルにトレンドとなっているクロスオーバークーペ・スタイルと最新のハイブリッドパワートレインのコンビネーションが、どのようなカタチでまとまるのか、ますます気になる存在です。
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(山本晋也)