注目点は、ブリヂストン自慢の「PROFORMAT」を使ってライダーの力を無駄なく「進む力」に変換することを可能にしている点です。
「PROFORMAT(推進力最大化解析技術)」とは、ブリヂストンの研究開発部門である「ブリヂストン 中央研究所」と共同研究で生まれた技術。
バイク(自転車)にライダーが乗車して実走している状態を再現すると同時に、フレームの素材、形状など細かく設定することにより、バイクがどれくらい進むかを走行シミュレーションし、ライダーの力を無駄なく高い伝達効率で「進む力」に変換するフレーム開発技術です。
さらに、フレーム素材に高弾性のウルトラハイモジュラスカーボンを採用し、前モデル対比約6%の軽量化を達成し、「ANCHOR史上最も進む」ロードバイクであるのも注目点。
先述したように、この「ANCHOR RS9」を代表とする2016年ANCHORモデルを9月より順次発売されますが、同時に最大300通り以上から選択可能な新カラーオーダーシステムが用意されるのも見逃せません。
「ANCHOR RS9」の価格は、SHIMANOデュラエースが77万5000円、SHIMANOアルテグラが52万円、フレームセットが35万円(すべて税抜き価格)です。
(塚田勝弘)