77万円超のロードバイク「ANCHOR RS9」に採用されている「推進力最大化解析技術」とは?

注目点は、ブリヂストン自慢の「PROFORMAT」を使ってライダーの力を無駄なく「進む力」に変換することを可能にしている点です。

「PROFORMAT(推進力最大化解析技術)」とは、ブリヂストンの研究開発部門である「ブリヂストン 中央研究所」と共同研究で生まれた技術。

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バイク(自転車)にライダーが乗車して実走している状態を再現すると同時に、フレームの素材、形状など細かく設定することにより、バイクがどれくらい進むかを走行シミュレーションし、ライダーの力を無駄なく高い伝達効率で「進む力」に変換するフレーム開発技術です。

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さらに、フレーム素材に高弾性のウルトラハイモジュラスカーボンを採用し、前モデル対比約6%の軽量化を達成し、「ANCHOR史上最も進む」ロードバイクであるのも注目点。

先述したように、この「ANCHOR RS9」を代表とする2016年ANCHORモデルを9月より順次発売されますが、同時に最大300通り以上から選択可能な新カラーオーダーシステムが用意されるのも見逃せません。

「ANCHOR RS9」の価格は、SHIMANOデュラエースが77万5000円、SHIMANOアルテグラが52万円、フレームセットが35万円(すべて税抜き価格)です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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