ランエボ最終仕様は即完売!だけどまだ手に入れられる裏ワザがあった。 

泣いても笑ってもこれで最後よ!本当に追加はないよ、のランサーエボリューション。

最終仕様としてエンジンを313ps(標準モデル+13ps)へパワーアップして1000台限定で販売された『ファイナルエディション』はあっという間に完売したので、もう手に入れることはできません。

鉄道マニアの「葬式鉄」じゃないですけど、買えなくなった時点でそのクルマが欲しくなるのはクルマ好きによくありがちなパターン。実は個人的にも、シビックタイプR(初代)、S2000、そしてこのランエボは「やっぱり買っておけばよかった3台」だと思っています。手が届かなくなった瞬間、欲しい気持ちに火が付くという悪い癖で(笑)

20150707LANEVOFinal_098

ところでこの『ファイナルエディション』には、ナンバリングが施されたプレートがシフトレバーの前に貼ってあります。そのナンバリングは仕向け地を表す「JP」という2文字と、製造ナンバーを示す4ケタの数字(撮影車両はプロトタイプなので0000)。もちろんJPとは「JAPAN」の略で、日本向けということを示しています。

20150707LANEVOFinal_161

えっ、日本向け!?

そうなんです。実はこのファイナルエディションが販売されるのは日本だけではありません。

日本を皮切りに、今後「CA(カナダ)」「US(アメリカ合衆国)」「AU(オーストラリア)」「NZ(ニュージーランド)」でも発売される計画になっています。

注目は、オーストラリア向けとニュージーランド向け。それらの国は左側通行。つまり導入されるのは日本と同じ右ハンドルってことで、それを買って日本へ逆輸入すれば、新車で買えるランエボファイナルエディションの右ハンドルが手に入るというわけです。これはちょっと見逃せません。

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
続きを見る
閉じる