7月17日、ジオニックトヨタから進化したシャア専用オーリスのコンセプトモデルが発表されました。ジオニックトヨタとはジオン公国の重機械メーカーでありモビルスーツを開発したジオニック社とトヨタ自動車の合弁によるバーチャルカンパニーです。
7月18日から森アーツセンターギャラリーで開催する「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」の初日、7月18日から20日まで、森アーツセンターギャラリー内のカフェ「THE・SUN」でジオニックトヨタの「シャア専用オーリスIIコンセプト」が一般公開されます。
それに先立ち、その展示会場でアンベールが行われました。
シャア専用オーリスIIコンセプトは2015年4月に発売されたオーリスをベースにしたコンセプトカーで、特に1.2リッターダウンサイジングターボをモデルの中核として開発が進められるようです。
発表にはトヨタ自動車ネッツ店営業部 グループ長でジオニックトヨタ広報部の平松 主さんが挨拶、「新型オーリス性能を受けて、シャア専用オーリスⅡコンセプトもよりシャープになったデザインを採用」と語っていました。
様々なデザインモチーフがありますが、特に平松さんの強調されていた部分はオーバーフェンダーとタイヤ。シャア専用オーリスⅡコンセプトはなんと19インチホイールを採用。それに会わせてオーバーフェンダーを装備します。このオーバーフェンダー上部はモビルスーツのエアインレットがモチーフとなっています。また、タイヤパターンはこのシャア専用オーリスⅡのジオニックトヨタでの型式番号MS-185H-CA2、ZEONICTOYOTA英文ロゴ、シンボルマークが刻印されています。
プロジェクトリーダーであるトヨタマーケティングジャパン プロモーション室、ジオニックトヨタ広報部の田浪 優さんは今後のジオニックトヨタの流れを解説。
それによると、7月17日よりジオニックトヨタの特設サイトでは新規の広報部社員募集を開始します。社員になった場合の特典としてジオニックトヨタ広報部所属として名刺が作成できる他、先代のシャア専用オーリスのペーパークラフトデータがダウンロードできます。また、今まで社員だった方々はそのまま社員として採用されているとのことです。
そして社員にはミッションが与えられます。今回発表になったミッションは外装デザイン募集と、コンセプトモデル試乗会。
ガンダム展での展示は7月20日まで、21日からお台場MEGAWEBでの展示、そして8月22、23日に開催されるキャラホビ2015にも展示されるという説明をありました。
また、ゲストとしてアムロ・レイ役の声優、古谷 徹さんが登場。
「シャアばかりでなく連邦の専用車も作って欲しい。ぜひアナハイム社と提携を!」という強いリクエストをしていた古谷さん。果たしてそのリクエストは通るのでしょうか?
今回発表となったモデルはシャア専用オーリスⅡコンセプトだけではありません。なんと量産型ザクコンセプトも発表となりました。
さすが量産型だけあって、シャア専用に比べればおとなしい外観です。
これらの最新情報はジオニックトヨタの特設サイトから見ることができます。また、開発秘話などが満載のバックストーリーなどはジオニックトヨタfacebookページで見ることができます。
ジオニックトヨタ特設サイト http://toyota.jp/auris/cp/zeonictoyota/
ジオニックトヨタfacebookページ http://www.facebook.com/zeonictoyota
(写真・文:松永和浩)