ルノー日産イノベーションアワードをゲトラグ7速DCTが受賞

ルノー日産アライアンスが、サプライヤー(部品供給メーカー)を表彰するイノベーションアワード2015に、ドイツに拠点を置くゲトラグ社の「7DCT300」が選ばれました。

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同アライアンスにおいて、主にルノーの量産車において『EDC』などのネーミングで展開されているDCT(デュアルクラッチトランスミッション)ですが、このイノベーションアワードはグローバルな拡大を期待させます。また、技術的に評価されたことに喜びを感じるとゲトラグの関係者はコメントしています。

ゲトラグの「7DCT300」は名前の通りに、入力トルク300Nmを想定した7速DCT。すでに中国でも生産され、アジア向けモデルへの拡大を睨んでいるほか、2018年にはモーターと組み合わせたハイブリッドにも対応可能とする予定で開発が進んでいるといいます。

アライアンス効果を考えると、将来的には日産車への展開も予想される「7DCT300」というわけです。

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(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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