ルノー キャプチャーの魅力は、同社らしい乗り心地の良さ。背の高いSUVでもなめらかに路面をクリアしていく様は簡単なよういでいて難しいものだと、同クラスの日本車やドイツ車などに乗ると感じる部分。
また、1.2L直噴ターボとデュアルクラッチのパワートレーンは、ダウンサイジングターボのお手本のような組み合わせですが、ルーテシアよりも車両重量が重いぶん、やや切れ味は欠く印象です。
それでも、日常域なら不足なく走らせることができるのはルノーの実用車らしく、乗り心地とのバランスも考えると「これくらいの速さで十分」と思わせてくれます。
ボディカラーはイヴォワール+ノワール エトワール メタリック、ノワール エトワールメタリック+イヴォワールの2トーンカラーを2色用意。価格は289万円です。
(塚田勝弘)