スバルWRX S4/STIが一部改良、最新の安全装備「アドバンスドセイフティパッケージ」を設定

「アドバンスドセイフティパッケージ」は、大きく3つの機能からなっています。

自車斜め後方のドライバーの死角をフォローする「死角検知機能(BSD)」、機能としては「BSD」に似ていて、斜め後方から迫る車両を検知し、ドアミラーのLEDランプにより車線変更を支援する「LCA」、そして、駐車場などからの後退時に左右から接近する車両をレーダーで検知し、LEDランプの点滅、警告音を発する「後退時支援(RCTA)」の3つからなる「スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援機能)」がひとつ。

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左側のドアミラーにカメラを設置し、左前方の映像をガイドライン付でマルチファンクションディスプレイに表示し、駐車時の幅寄せや狭い道でのすれ違いをフォローする「サイドビューモニター」が2つめ。

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3つめは、「ハイビームアシスト(自動防眩インナーミラー付)」で、ルームミラー一体型の単眼カメラが先行車や対向車を検知し、自動でハイビームとロービームを切り替えるもので、後続車のヘッドライトなど強い光をセンサーで検知し、反射率を切り替えることで眩しさを抑える自動防眩付になっています。

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なお、「アドバンスドセイフティパッケージ」はその名のとおり、パッケージオプション。同装備単体のオーダーはできませんが、参考までに価格は7万円(税抜き)で、どのオプションとセットにするかによりパッケージオプションの価格が変わります。

アイサイト搭載のWRX S4には、アイサイトの作動状況や警報に応じて点灯するランプを運転席前に配置した「アイサイトアシストモニター」を搭載。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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