精悍な顔つきで洗練度を増したBMW6シリーズが7月2日発売

外観では新デザインの「アダプティブLEDヘッドライト」が全モデルに標準装備され、ダイナミックな顔つきになっているのが印象的。

BMW IPV Portugal 03_2015

BMW640i、BMW 650iのスタンダード・モデルには、フロントマスクの存在感を主張する新デザインのキドニー・グリルをはじめ、新たにクローム・インサートを施したフロント・ エプロンとリヤ・スカートが採用され、洗練された雰囲気を醸し出しています。

インテリアは、基本レイアウトは変わっていませんが、センターパネルにハイグロス・ブラック仕上げ(従来はマット・ブラック仕上げ)になったのが大きな変更点。

BMW 650i Grand Coup

カメラとミリ波レーダーを併用した「衝突回避・被害軽減ブレーキ」、車間距離を維持しながら自動的に速度制御を行う「アクティブ・ クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」を含むドライバー支援システムの「ドライビング・アシスト・プラス(M6をのぞく)」や安全な車線変更をサポートする「レーン・チェンジ・ウォーニング」の標準装備がトピックス。

IPV Portugal 03_2015

ほかにも、24時間365日オペレーターサービスが受けられたり、スマホでエアコンやキーロック/アンロックなどができたりする「BMWコネクテッド・ドライブ・プレミアム」を新たに標準装備しています。

価格帯はM6クーペを含むクーペモデルが1023万〜1766万円、カブリオレ(M6カブリオレを含む)が1121万〜1833万円、グラン クーペが1057万〜1802万円。

BMW 650i Grand Coup

ついに全モデル1000万円オーバーとなりましたが、安全・快適装備が「全部のせ」状態ですし、BMWブランドのクーペを牽引するトップモデルですから当然といえる設定でしょう。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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