新しいアルファ・ジュリアは510馬力のV6ターボ

フロント・ダブルウィッシュボーン、リヤ・マルチリンクに電子制御ダンパーを採用すると発表されているシャシー。ブレーキは、アルミ製キャリパーにカーボンセレミックディスクを組み合わせます。

カーボン・プロペラシャフト、アルミ製ボンネット、アルミと樹脂のコンポジットとなったリヤ・クロスメンバーなど軽量化も図られ、パワーウエイトレシオは3kg/PSを下回ると宣言されています。

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0-100km/h加速は3.9秒、アクティブエアロによってダウンフォースを最適化しているほかトルクベクタリングを採用、旋回性能を上げつつ、高速域でのスタビリティも向上させているということが期待できます。

最高出力以外のエンジン性能、ボディサイズといった基本スペックをはじめ、発売時期や価格についての情報はアナウンスされていませんが、アルフィスタ(アルファロメオの熱狂的なファン)でなくとも、おおいに気になるスーパースポーツサルーンの登場です。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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