トヨタやアウディ、ポルシェが参戦している総合優勝を狙うLMP1クラスは、レース専用車両によって競われるものですが、フォードGTが参戦を予定するLM-GTEクラスは、ベースとなる市販車のパフォーマンスが重要とされています。
2016年発売とされるフォードGT(市販版)のボディをベースとしながらも大きなリアディフューザーなど空力パーツをプラスしたルックスが公開されていますが、こうしたエアロダイナミクスにおいても、フォードの技術力を示す一台となりそうです。
エンジンは、デイトナ24時間レースで勝利するなど、すでにレースで実績のある3.5リッターV6ツインターボを搭載予定で、運営するのは名門チップ・ガナッシ・レーシング。
ル・マン24時間耐久レースを含むFIA世界耐久選手権とアメリカのユナイテッドスポーツカー選手権に、合わせて2チーム4台を走らせる計画ということです。
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(山本晋也)