電動過給のアウディRS5がディーゼル車のコースレコードを樹立

アウディRS5 コンペティション コンセプトの最高出力は320kW(435馬力)、最大トルクは800Nmと、ベースモデルよりスープアップしています。

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軽量化とパワーアップがタイムを縮めた主な要因というRS5 コンペティション コンペティションですが 、そのポイントとなっているのは、48Vの電動コンプレッサーと2つのターボチャージャーにより過給しているV6ディーゼルにあるといいます。

エンジン低回転時のターボラグを解消、全域でレスポンシブルなパワーソースとするキーデバイスといえう「48V電動コンプレッサー」はサーキットでも有効というわけです。

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(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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