1.6リッターエンジンを搭載したレヴォーグ「Proud Edition」の特徴であり、識別ポイントとなるのが、専用のガンメタリック塗装17インチアルミホイールです。
すなわち、ベースモデルでは18インチタイヤを履く1.6GT-S EyeSightにおいても17インチへとインチダウン(ブレーキサイズもダウン)しているのです。一方で、ベース車同様にサスペンションにビルシュタイン製ダンパーを採用している点は変わりません。ビルシュタインと215/50R17サイズのタイヤを組み合わせはレヴォーグでは初めてになります。
また同グレードにおいては助手席パワーシートなどを廃することで車重を1550kgから1530kgへ軽量化、燃料消費率を17.6km/Lと改善しています。これにより、1.6GT同様に、2020年燃費基準達成によりエコカー減税対象(取得税60%、重量税50%軽減)となっているのも見逃せません。
メーカー希望小売価格は、1.6GT EyeSight Proud Editionが268万2000円、1.6GT-S EyeSight Proud Editionは299万1600円。1.6GTはベース車より価格アップしていますが、GT-Sについては300万円を切る、お買い得感のある設定となっているのも注目です。
(山本晋也)