会場の奥へ進むと個性豊かな6台の小さいなクルマが展示されていました。これはいすゞのデザインセンターが社内で開催したイベント「IPCC(いすゞ・ペダル・カー・チャンピオンシップ)」に参戦したチームのマシンなのです。左上から「DEVIL FISH」「HOTROD」「MESSENGER」「SUMIDA M TYPE BUS」「ELEGANT & MADNESS」「MONSTER」となります。
人気が高かったのはSFチックな、とてもペダルカーとは思えないような「DEVIL FISH」と、いすゞの前身である石川島自動車製作所が昭和4年に生産した「スミダM型バス」をそのままペダルカーサイズにスケールダウンした「SUMIDA M TYPE BUS」、通称「コスミダ」でした。
いかがでしょうか? 普段から何気なく見ているいすゞのトラックの裏側には、こんな柔らかいアイデアがあふれているのです。だからこそ誰もが使えるトラックが生まれるのだと思いました。