日本の自動車市場はミニバンの人気が高いというイメージもありますが、実際にはトップ10に顔を出すモデルは1/3程度となっています。
2014年度を通してのトップ10では4位のトヨタ・ヴォクシーが目立つものの、トップ10内には9位のトヨタ・ノア、10位に日産セレナが入っているといった状況です。
2015年4月のランキングでもトップ10内のミニバンは3台となっていますが、いずれもトヨタのモデルとなっています。
●2015年4月 登録車乗用車セールスランキング(海外ブランド除く)
1位 トヨタ アクア 15,555台
3位 トヨタ プリウス 8,769台
2位 ホンダ フィット 8,372台
4位 トヨタ エスクァイア 7,503台
5位 トヨタ カローラ 7,331台
6位 トヨタ ヴォクシー 6,140台
7位 日産 ノート 5,710台
8位 トヨタ ヴィッツ 5,618台
9位 トヨタ ヴェルファイア 5,106台
10位 マツダ デミオ 4,457台
ミニバンのトップとなったのは、エスクァイア。ついでヴォクシー、ヴェルファイア。いずれもハイブリッドをラインナップするトヨタのモデルがトップ10にランクインしているのは珍しい現象ですが、ホンダがステップワゴンをフルモデルチェンジしたことで、5月以降のランキングの波乱も予想されるところで、ミニバンを中心とした動きに目が離せない状況となりそうです。
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(山本晋也)