V40クロスカントリーは、ノーマルのV40よりも全高が30mm、最低地上高も10mm高くなっていて、シートポジションもCセグメントの一般的なハッチバックよりも高いものの、コーナーでのハンドリングは4WDということを考えてもシャープで軽快そのものです。
V40 T5 R-DESIGNはまだしもクロスカントリーというクルマのキャラクターを考えると、速すぎるとさえ思えるほどですが、これだけ動力性能に余裕があれば高速道路からワインディングまで疲れ知らずで走破できそう。
本格的なSUVは不要だけれど、スキーやキャンプなどの趣味があり、ロングドライブの機会が多い方であれば、Cセグのクロスオーバーというユニークな存在も際立って感じるかもしれません。
■「DRIVE-E」を搭載した200台限定のボルボV40 クロスカントリー T5 AWD
https://clicccar.com/2015/04/18/303701/
(文/塚田勝弘 写真/小林和久)