ランエボ ファイナルモデルの出力は史上最強パワーとハイパーミーティングで判明!

それだけランサーエボリューションに思い入れのある谷口選手からはいろいろと激しい質問が飛びだします。ギャラリーの声を代弁するかのように谷口選手から飛び出た最高出力に関する問いかけに対して、三菱自動車の面々は、「エボ歴代最高の馬力」や「インプレッサを上回りたい」という表現にとどまり、具体的な数字の言及はありませんでした。

Lancer_Evolution_Final_32かえって、その曖昧な回答にステージ前に集まった多くのランエボファンは期待を高めたよう。GSRグレードベースの特別仕様車として設定されている「ファイナルエディション」ですが、はたして何馬力を達成しているのでしょうか。

エンジンだけでなく、メーカーオプション設定されていたハイパフォーマンスパッケージ(ビルシュタイン製ショックアブソーバー、アイバッハ社製スプリング、ブレンボ社製2ピースタイプフロント大径ベンチレーテッドディスクブレーキ、ハイパフォーマンスタイヤ)が標準装備されています。

さらにレッドステッチ入りシフトノブやステアリング、レカロ製レザーコンビネーションシート、各部のグロスブラック塗装など、内外装に特別な装備が施されている「ランサーエボリューション ファイナルエディション」。

メーカー希望小売価格は、429万8400円。1000台限定で、シリアルナンバープレートが装備されるなどレア感もある限定車ですが、それでいてパワーアップしているとなれば、いっそう、お買い得感も高いといえそう。

注文が限定台数に達した時点で、本当にランサーエボリューションは、ファイナルになってしまいます。手に入れたいならば、早めのオーダーが吉といえそうです。ディーラーへ急ぎましょう!

 

(写真:小林和久/文:山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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