輸入車の国内販売は2009年のリーマンショック以降、順調に回復しており、昨年は10年前の約25万台/年を上回る29万台に到達しました。
そうした中、これまで常に輸入台数でトップを維持して来たのがVWで、その背後にはメルセデスベンツが約10,000台の差で追従する構図となっていました。
しかし、これまで伸び続けていたVWが2013年の6.7万台を頂点に販売が横ばいに転じており、昨年には2位のメルセデスベンツがその差を6,600台にまで縮めました。
メルセデスベンツはこれまで長らく接近戦を繰り返して来たBMWについても、2013年以降は大きく引き離しているのが注目されます。