三菱自動車は、2015年4月3日に一般公開の始まったニューヨークオートショーにおいて、フロントマスクを大きく変えた、アウトランダー2016年モデル(北米仕様)を世界初公開しました。
2014年のパリモーターショーに展示された『アウトランダーPHEV Concept-S』が示していた造形を市販モデルとして完成させた新しいアウトランダー。歴代パジェロにも通じる「ダイナミックシールド」という考え方に基づいているというニューマスクは、プロテクト形状を前面に押し出すことで、人とクルマを守るという思想を示しています。
マイナーチェンジでありながら、全体では100か所を超える改良を受けているという新アウトランダー。ボディだけでも30か所以上の改良点があり、それらは振動・騒音・バイブレーションの低減に効いているといいます。
また、サスペンションの取り付け剛性などダイナミック性能も改善ポイントとして挙げられています。
パワートレインは2.4リッターエンジンに、新世代CVTを組み合わせたもの。協調制御を行なうことで環境性能を高めるだけでなく、リニアな加速感などドライバビリティも向上している点にも注目です。
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(山本晋也)