「インフィニティQX50」の2016年モデルと「QX30コンセプト」が北米デビュー

最高出力325psの3.7Lエンジンと7速ATの組み合わせは現行モデルと変わりませんが、ラインアップは2WDと4WDを揃え、オプションパッケージも一部変更。米国では、2015年秋の発売が予定されています。

2016 Infiniti QX502016 Infiniti QX50

さらに、アメリカで初披露されたのが「QX30コンセプト」。ターゲットは、若い富裕層で、今後この層の増加により成長が予想されるプレミアムコンパクトクロスオーバーセグメントへ向けたコンセプトカー。

Infiniti QX30 Concept

ジュネーブショーで初披露された「QX30コンセプト」は、流麗なラインを描くクーペとクロスオーバーが持つ4WDと高い着座位置を兼ね備えたアーバンエクスプローラーとしてデザインされ、そのスタイルと存在感、洗練されたプロポーションとフォルムが自慢です。

Infiniti QX30 Concept

一方のインテリアは、未来的な外観とは異なり、温かみを感じさせる心地よい空間デザインがテーマ。

Infiniti QX30 Concept

運転席と後部座席の乗客の距離を狭めることで、会話しやすい空間設計になっているほか、高級感を抱かせる茶色の革と青いアクセントによる落ち着いたダークトーンが採用されています。

「QX30コンセプト」は、2016年に発売される予定とのことですが、世界的な流行になっているコンパクトなプレミアムSUVで存在感を発揮できるか注目です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる