三菱自動車が新顔のアウトランダーを発表!

三菱自動車は、2015年4月3日に一般公開の始まったニューヨークオートショーにおいて、フロントマスクを大きく変えた、アウトランダー2016年モデル(北米仕様)を世界初公開しました。

OUTLANDER2016MY

2014年のパリモーターショーに展示された『アウトランダーPHEV Concept-S』が示していた造形を市販モデルとして完成させた新しいアウトランダー。歴代パジェロにも通じる「ダイナミックシールド」という考え方に基づいているというニューマスクは、プロテクト形状を前面に押し出すことで、人とクルマを守るという思想を示しています。

マイナーチェンジでありながら、全体では100か所を超える改良を受けているという新アウトランダー。ボディだけでも30か所以上の改良点があり、それらは振動・騒音・バイブレーションの低減に効いているといいます。

また、サスペンションの取り付け剛性などダイナミック性能も改善ポイントとして挙げられています。

パワートレインは2.4リッターエンジンに、新世代CVTを組み合わせたもの。協調制御を行なうことで環境性能を高めるだけでなく、リニアな加速感などドライバビリティも向上している点にも注目です。 

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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