アルミニウムの使用率がボディの約75%に達しているのはジャガーの最新モデルらしく、現行型よりも最大190kgも軽量化しながら、ねじり剛性は最大28%向上させているのにも注目です。
軽くなったボディにより綱渡りができるようになった! というのは新型登場のプロモーション用ビデオで確認していただくことにして、自慢のダイエットボディに搭載される2.0Lの「INGENIUM」ディーゼルエンジンは、最高出力163ps/最大トルク380Nm、最高出力180ps/最大トルク430Nmのグレードを設定。
特別に最適化が図られた6速MTもしくは8速ATと組み合わされ、最高出力163psのエンジンにMTを組み合わせた場合、CO2排出量は104g/kmとなり、セグメントの中(ハイブリッドディーゼル・モデルを除く)でもトップクラスの高効率を誇ります。
ディーゼルエンジンは、3.0LのV6ツインターも設定されていて、最高出力は300ps、最大トルクはなんと700Nmに増強されているそうですから驚き。
ガソリンエンジンは、すべて8速ATが組み合わされ、2.0Lの直噴ターボ・ガソリンエンジンは、最高出力240ps、最大トルク340Nmを発揮。3.0LのV6スーパーチャージャーは、最高出力340ps/最大トルク450Nmの仕様に加えて、380ps/450Nmを誇るハイパワー仕様も用意されます。
(塚田勝弘)