ホンダS660は「若者のクルマ離れ世代」といわれる26歳が生み出した!

2007年に本田技術研究所にモデラーとして入社した椋本氏は、2010年の同研究所50周年を記念した新商品コンペでグランプリを獲得。

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ホンダS660には、とくに走りの面で注目が集まっていますが、公募で若手のエンジニアを集い、ベテランの開発陣のサポートも当然ありながら作り上げられたという、ホンダらしいチャレンジングなクルマ作りであるのも注目。

今後もこうした若手の力をクルマ作りに活用していきたいと、峯川 尚専務執行役員も明言しています。

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S2000に乗り続けている椋本氏は、まさに「若者のクルマ離れ」といわれる世代ど真ん中ですが、ミッドシップにこだわったS660は「痛快ハンドリングマシン」であり、同世代も含めた世の中に向けて「クルマって楽しんだぜ!」とまとめていました。

(文・写真/塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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