キャデラックの新世代V6エンジンは3.0リッターで400馬力の世界最高レベル

V6to the CT6-3

ゼネラル・モーターズのプレミアムブランドであるキャデラックの、しかもラグジュアリー・トップレンジモデルとなる「CT6」に搭載されるエンジンですから、単にパフォーマンスだけを追求したものではありません。

環境性能にも十分以上に配慮されています。ですから、アイドリングストップ機構や気筒休止システムが備わるのは当然。さらに、新開発という「ターゲッテッド・クーリングシステム」は、熱を持ったエリアを適切に冷却するだけでなく、エンジン始動の暖機も最適化することで燃費性能を向上させるというものです。

もちろん、燃料噴射は直噴タイプ。左右バンクのターボチャージャーは、エキゾーストマニホールド内蔵ヘッドに直付けとなり、吸気レイアウトも最短距離でつなぐ最新トレンドを示すカタチとなっています。

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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