昨年11月末にマイナーチェンジした「スバル XV」の走りは?

今回の試乗車はスタッドレスタイヤ(ダンロップ「ウインターマックスXX 255/55R17」)を装着していたことで、ハンドリングや音・振動面を含めた乗り心地の面では割り引く必要がありますが、高速道路やワインディング、市街地走行でも軽快なフットワークは健在。

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ただし、先述したように上質な乗り味やハンドリングの面では、スタッドレスタイヤということもあり、もう一歩スムーズさが欲しいかなと思いましたが、こちらはサマータイヤで確認できる機会があればご報告したいと思います。

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とくに、高速道路でその効果を実感できたのは、バージョン3に進化したアイサイトで、全車速追従機能付のアダプティブクルーズコントロールはもちろん、約65km/h以上で作動する「アクティブレーンキープ」は、高速道路を使った長距離移動のドライバーの負担軽減にかなり貢献してくれることを確認できました。

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また、上り勾配が続くシーンなど、加速がもの足らなく感じる場合でもSI-DRIVEで「I」から「S」モードに変更すれば速い流れに乗ることも可能です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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