今回の試乗車はスタッドレスタイヤ(ダンロップ「ウインターマックスXX 255/55R17」)を装着していたことで、ハンドリングや音・振動面を含めた乗り心地の面では割り引く必要がありますが、高速道路やワインディング、市街地走行でも軽快なフットワークは健在。
ただし、先述したように上質な乗り味やハンドリングの面では、スタッドレスタイヤということもあり、もう一歩スムーズさが欲しいかなと思いましたが、こちらはサマータイヤで確認できる機会があればご報告したいと思います。
とくに、高速道路でその効果を実感できたのは、バージョン3に進化したアイサイトで、全車速追従機能付のアダプティブクルーズコントロールはもちろん、約65km/h以上で作動する「アクティブレーンキープ」は、高速道路を使った長距離移動のドライバーの負担軽減にかなり貢献してくれることを確認できました。
また、上り勾配が続くシーンなど、加速がもの足らなく感じる場合でもSI-DRIVEで「I」から「S」モードに変更すれば速い流れに乗ることも可能です。
(塚田勝弘)