次期マーチか?日産「スウェイ」はジュークやキャッシュカイで培った発想を織り込む

ホイールベースの2570mmは新型のマツダ・デミオと同値で、ルノー・ルーテシアの2600mmより少し長く、欧州Bセグメントのベンチマークと自他ともに認めるフォルクスワーゲン・ポロの2470mmよりも100mm長くなっています。

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これからのBセグメントは、ロングホイールベース化によりボディサイズを感じさせない踏ん張り感を表現したり、居住性を向上したりするなどの手法も考えられます。

日産の発表によると、「スウェイ」は同社が欧州ハッチバック市場に新たな方向性を提案するコンセプトカー。

「キャシュカイ」や「ジューク」で培った日産の斬新な発想をコンパクトハッチバックに初めて採用したモデルとのことで、欧州市場向けにエモーショナルで先進的なスタイルとして提案されています。

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外観で印象的なのはフローティングルーフで、パノラマグラスルーフを採用することにより、車内では広々とした開放感を味わえる上、車外にはエレガントでシンプルな インテリアをアピール。

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ルーフを囲う「コの字」型のフレームはルーフサイドから後部まで連続していて、フレームにボディカラーと対照的で印象的なオレンジを配色することで、構造をより際立たせています。

また、ルーフ中央には特徴的なX型の構造を取り入れることで、より剛性を高める一方で、コンセプトカーらしくドアは観音開きを採用し、乗降性にも配慮されています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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