・マツダ CX-3
「新型デミオは素晴らしい‼」と豪語してきた手前、憚られるのですが……登場間近の「CX-3」はもっとスゴいようです。
ベースとなるのは新型「デミオ」。マツダを象徴する“魂動デザイン”と、良質な仕立てで好評を得たインテリアが踏襲されています。もちろんディーゼルエンジンも搭載されるのですが、ピストンピンにダンパーを加えるなど改良されており、より静粛性に優れているのが特徴です。6速ATのほか6速MTも用意し、全車に4WD(アクティブトルクコントロールカップリング)が設定されています。
全高は1550mmへと高めることで視認性を確保。地上高も上げることで多少の悪路なら物ともしない走破性を実現。しかも、コンパクトカーをベースとしたことによる取り回しのよさまでも両立。悪路でのストレスだけでなく、SUVの大きさや重さで悩むことともおさらばです。
・ランドローバー ディスカバリースポーツ
英国のSUVの老舗「ランドローバー」が今年の春頃に日本へ導入(すでに受注開始)する新モデルが「ディスカバリースポーツ」です。
いまだに新鮮味が色褪せない「レンジローバーイヴォーク」で好評のクールで精悍なルックスと、路面に合わせて最適なセッティングでの走行を可能とする“テレインレスポンス”など、ランドローバーの魅力が全て備わっています。
また、テレインレスポンスには雪や砂地そして岩場のほか、スポーツの名にふさわしい走りを楽しめる”ダイナミック”が追加された点にも注目。
いざというときに困らない3列シートも用意するなど、ブランドと走りだけでなく実用性の高さも他の追随を許しません。
(今 総一郎)