日産ティアナがマイナーチェンジで自動ブレーキを標準装備

上位グレードの「XV」、「XL」に標準装備される衝突回避支援システム。

「エマージェンシーブレーキ」は、フロントカメラによって先行車両や歩行者を検知、衝突回避のアラートを出した後に自動ブレーキをかけるという、車格に見合ったものといえそうです。 

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 「踏み間違い衝突防止アシスト」は、15km/h未満の低速域において、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故回避・被害軽減を実現するもの。前後のソナーにより障害物との距離を検知、障害物があるにも関わらずアクセルを踏み込んだときに、ブザーなどで警報すると同時に、急加速しないよう制御、ブレーキをかけるというシステムとなっています。

3グレードからなるティアナ。メーカー希望小売価格は、XEが2,499,120円、XLが2,896,560円、XVが3,196,800円。いずれもFWDで、トランスミッションはCVTとなっています。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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